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2021年09月26日

台風16号による船舶動静

23日にグアム付近で発生した台風16号は
16号の予報を含む進路にあたる日本の南海上の海面水温が
例年と比較し通過台風も少なく高いこともあり急速に発達していて
25日には中心気圧が3時間で20hPa低下し
26日9時時点で日本の南海上で一時的に殆ど停滞していて
「非常に強い」勢力まで発達、今後も発達を続け27日迄に「猛烈な」勢力に発達し
30日頃まで勢力を維持したまま転向し本州へ接近する見込みとなっていますが
転向点付近の東西振れが大きくこの振れ幅によって
影響を受ける範囲が変わる可能性がありブログ更新が出来ずにいましたが
台風勢力が強いため海上ウネリが入り船舶航行に影響が出てきたようです。
https://weathernews.jp/s/topics/202109/260035/
https://www.jma.go.jp/bosai/forecast/#area_type=class20s&area_code=4622200
http://www.imocwx.com/cwm.php?Area=1&Time=21
台風16号による船舶動静

鹿児島航路
26日鹿児島発各離島経由那覇行き「クイーンコーラルプラス」(下り)は
27日の沖縄へも向かわず徳之島以南は抜港、奄美大島名瀬のみ寄港後未定?
26日 18時頃出港予定 鹿児島新港
27日 05時頃入港予定 奄美名瀬港
(徳之島、沖永良部、与論、本部、那覇へは寄港しません)
折返し28日那覇発各離島経由鹿児島行き(上り)も欠航

https://marixline.com/?p=5506
https://marixline.com/?p=5509
27日時点でこの判断されたら以降船舶も台風通過まで運航出来なくなる
個人的には抜港、欠航判断が早いと思います。
(条件付き運航で抜港でも対応可能、何のための補完港?)

27日那覇発各離島経由鹿児島行き「フェリーあけぼの」(上り)は
27日の与論、沖永良部が条件付き運航
https://www.aline-ferry.com/status/route-kagoshima/ferry-akebono/8142/
(26日18時更新)

近年、船舶運航判断が厳しくなっているような気がするのは
昔と比べ判断基準が厳しくなっていることもあるが
運航船舶の大型化も関係しているのかも知れない
今回、早々と欠航判断したのはマリックスラインの「クイーンコーラルプラス」だが
就航2008年で比較的新しい船だが船体側面積が大きく
比較的船体に対する横風により圧流に弱く
マリックスラインの姉妹船「クイーンコーラル8」と比較しても
階層が一つ増え定員や積載量が増えたがその分就航率が下がったような気もする
また「クイーンコーラル8」も今年11月には
「クイーンコーラルクロス」(新造船、約8,000t規模)と変わる予定で
推進機構を従来の2機2軸推進方式を1機1軸推進に変更し
推進機構自体の抵抗を減らし省エネとしているが
2軸が1軸になることで離島の極小港湾での取り回しが難しくなる可能性があり
これにより船は大きくなったが就航率が下がらないか心配ではある。
https://marixline.com/?p=3825


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