2014年09月14日
台風15号による船舶動静と東京航路旅客運送休止
フィリピンの東を北西進中の台風15号は勢力を強い台風に発達していて、
速度を上げて南シナ海へ向かう予想進路となっています。
http://www.jma.go.jp/jp/typh/1415c.html
奄美大島と種子島・屋久島地方の間を
ロシア千島列島の東海上にある低気圧から伸びる停滞(秋雨)前線が存在していて
http://www.jma.go.jp/jp/g3/index.html
9月15日午前に台風の東側沖縄の東海上に高気圧が発生する予報で
http://www.jma.go.jp/jp/g3/wc24h.html
この高気圧によって前述の停滞前線が影響を受けて
前線上に気圧の谷ができ低気圧が発生する可能性があり
http://www.jma.go.jp/jp/g3/wc48h.html
台風15号と気圧の谷の影響で15~16日にかけて奄美地方は全般に波が高く
南~南西方向からのウネリが入る可能性があります。
http://umikaisei.jp/area_id-1/sea/detail.html
このような海上の気象状況に条件付き運航が出されています。
9月14日鹿児島発各離島経由那覇行き「フェリー波之上」(下り)は
9月15日の徳之島、沖永良部、与論、本部は条件付き運航となっていますが
この条件付き運航は寄港地変更レベルの運航条件とみられますので
15日利用の方は寄港地の確認をお願いします。
http://www.aline-ferry.com/naminoue_joukyou.html
最後に新聞報道などでご存じの方はいるかと思いますが
マルエーフェリーの東京航路の旅客運航は
今年の12月4日の東京出港分で休止が発表されました。
この航路は旅客航路として日本最長航路として記録を持っていましたが
LCCの参入や運航船舶の事故などもあり収益性が低くなっていて
黒字の鹿児島航路の利益を赤字の阪神、東京航路で食いつぶしていたところもあったので
事故がなかったとしてもいつかは休止となっていたでしょう。
休止後は新造貨物(RO-RO)船「琉球エキスプレス2」による
貨物便(東京-志布志-那覇、名瀬寄港は休止?)のみの運航となるため
事実上運航船舶がなくなるので廃止と同等と思って良いでしょう。
https://www.facebook.com/aline.japan/photos/pcb.716852128368699/716851638368748/?type=1
ただ現行運航で使用されている「クルーズフェリー飛龍21」は
元々他社の「有明産業」で名古屋-大阪-那覇-宮古-石垣-台湾を運航していた
国際航路に対応した船舶なので客室も
マルエーフェリーの他船舶と比較しても多少豪華な作りになっている船舶なので
(同船が右舷側しか接岸使用できないのも他社仕様の名残)
引退前に一区間(おすすめは名瀬-那覇間)でも乗っておく価値はあるかもしれません。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%89%E6%9D%91%E7%94%A3%E6%A5%AD
特に奄美大島名瀬港では前述の右舷接岸しか出来ないので

狭い港内における全長167mの巨大な船体の出港時の旋回回頭操船は

ある意味それだけでも見世物に出来る迫力のある出港風景です。

(まだ、フェリーが全盛期だった頃のノスタルジーに浸れる最後の船舶かもしれません。)
乗船される場合、定員が92名と少ないので予約をお勧めします。
速度を上げて南シナ海へ向かう予想進路となっています。
http://www.jma.go.jp/jp/typh/1415c.html
奄美大島と種子島・屋久島地方の間を
ロシア千島列島の東海上にある低気圧から伸びる停滞(秋雨)前線が存在していて
http://www.jma.go.jp/jp/g3/index.html
9月15日午前に台風の東側沖縄の東海上に高気圧が発生する予報で
http://www.jma.go.jp/jp/g3/wc24h.html
この高気圧によって前述の停滞前線が影響を受けて
前線上に気圧の谷ができ低気圧が発生する可能性があり
http://www.jma.go.jp/jp/g3/wc48h.html
台風15号と気圧の谷の影響で15~16日にかけて奄美地方は全般に波が高く
南~南西方向からのウネリが入る可能性があります。
http://umikaisei.jp/area_id-1/sea/detail.html
このような海上の気象状況に条件付き運航が出されています。
9月14日鹿児島発各離島経由那覇行き「フェリー波之上」(下り)は
9月15日の徳之島、沖永良部、与論、本部は条件付き運航となっていますが
この条件付き運航は寄港地変更レベルの運航条件とみられますので
15日利用の方は寄港地の確認をお願いします。
http://www.aline-ferry.com/naminoue_joukyou.html
最後に新聞報道などでご存じの方はいるかと思いますが
マルエーフェリーの東京航路の旅客運航は
今年の12月4日の東京出港分で休止が発表されました。
この航路は旅客航路として日本最長航路として記録を持っていましたが
LCCの参入や運航船舶の事故などもあり収益性が低くなっていて
黒字の鹿児島航路の利益を赤字の阪神、東京航路で食いつぶしていたところもあったので
事故がなかったとしてもいつかは休止となっていたでしょう。
休止後は新造貨物(RO-RO)船「琉球エキスプレス2」による
貨物便(東京-志布志-那覇、名瀬寄港は休止?)のみの運航となるため
事実上運航船舶がなくなるので廃止と同等と思って良いでしょう。
https://www.facebook.com/aline.japan/photos/pcb.716852128368699/716851638368748/?type=1
ただ現行運航で使用されている「クルーズフェリー飛龍21」は
元々他社の「有明産業」で名古屋-大阪-那覇-宮古-石垣-台湾を運航していた
国際航路に対応した船舶なので客室も
マルエーフェリーの他船舶と比較しても多少豪華な作りになっている船舶なので
(同船が右舷側しか接岸使用できないのも他社仕様の名残)
引退前に一区間(おすすめは名瀬-那覇間)でも乗っておく価値はあるかもしれません。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%89%E6%9D%91%E7%94%A3%E6%A5%AD
特に奄美大島名瀬港では前述の右舷接岸しか出来ないので
狭い港内における全長167mの巨大な船体の出港時の旋回回頭操船は
ある意味それだけでも見世物に出来る迫力のある出港風景です。
(まだ、フェリーが全盛期だった頃のノスタルジーに浸れる最後の船舶かもしれません。)
乗船される場合、定員が92名と少ないので予約をお勧めします。
この記事へのコメント
テレビ番組に飛龍21が、出るそうです。 (マルエーフェリーのFBから) 22日の深夜番組、日テレの 『月曜から夜ふかし』で、取り上げられるようです。 乗客のインタビュー、船の様子など。
Posted by まやです。 at 2014年09月18日 21:10
情報ありがとうございます。
このレトロ風情のある「東京航路」を東京の待合所を含め船舶の情報を
マツコさんがどんな風にコメントするか楽しみです。
東京航路の東京有明埠頭は
お台場のフジテレビ社屋やパレットタウンの観覧車、
台場や豊洲の高層マンション群などの流行の発信地近くに位置するのだが
マルエーフェリーだけが専用で使用している有明埠頭の旅客待合所は
そこだけ昭和で時間が止まったような空間にプレハブ小屋の「船客待合所」があり
ある意味、文化遺産にでもしてできるような良い味が出ている区画で
「三丁目の夕日」とかが好きな方は一度いかれた方が良いような場所です。
http://kazemeguri.blog.fc2.com/blog-category-40.html
番組がこの待合所を含め引退する「クルーズフェリー飛龍21」と
旅客便休止する東京航路を取り上げてくれれば島民としては嬉しいです。
このレトロ風情のある「東京航路」を東京の待合所を含め船舶の情報を
マツコさんがどんな風にコメントするか楽しみです。
東京航路の東京有明埠頭は
お台場のフジテレビ社屋やパレットタウンの観覧車、
台場や豊洲の高層マンション群などの流行の発信地近くに位置するのだが
マルエーフェリーだけが専用で使用している有明埠頭の旅客待合所は
そこだけ昭和で時間が止まったような空間にプレハブ小屋の「船客待合所」があり
ある意味、文化遺産にでもしてできるような良い味が出ている区画で
「三丁目の夕日」とかが好きな方は一度いかれた方が良いような場所です。
http://kazemeguri.blog.fc2.com/blog-category-40.html
番組がこの待合所を含め引退する「クルーズフェリー飛龍21」と
旅客便休止する東京航路を取り上げてくれれば島民としては嬉しいです。
Posted by Team OUK
at 2014年09月18日 22:02
