離島の船舶･航空運航情報

ここに来て台風18号の発達の度合いが早くなってきていて
2日に日付が変わって大型で非常に強い台風へと発達しました。
http://www.jma.go.jp/jp/typh/1418c.html
今後、奄美地方との距離が近づきながら､更に発達することから
海上の波、ウネリの状況が急速に時化てくることが予想されています。
http://www.imocwx.com/cwm/cwmsjp_20.htm
http://www.jma.go.jp/jp/seafcst/5230.html

さらに、予想進路も1日のそれより更に西寄りの状況となり
1日の見解で北京上空にあった低気圧の前線に引っ張られる予想でしたが
この低気圧の速度が速く台風はこの前線通過後に
転向し北上する見込みが高くなってきていて
この変更によって（通過した低気圧の後ろに移動性の高気圧が位置するため）
転向点を迎える時点で速度が落ちて、
奄美地方での影響が大きくなる可能性が出てきました。
http://www.jma.go.jp/jp/g3/wc24h.html
http://www.jma.go.jp/jp/g3/wc48h.html

船舶の運航に関しては前述通り
3日は急速に時化た状況に変わる可能性が高いため
大きく影響が出る可能性が高いです。

鹿児島航路
10月2日鹿児島発各離島経由那覇行き「クイーンコーラル8」（下り）は
10月3日の沖永良部以南が条件付き運航となり
http://www.marix-line.co.jp/cgi-bin/09news-daiya/?mode=detail&number=00265
10月4日那覇発各離島経由鹿児島行き（上り便）の運航は
現状では情報はありませんが状況によっては
10月3日深夜に那覇を前倒し出港、
途中抜港（寄港せず）の鹿児島避難の可能性があります。

10月3日那覇発各離島経由鹿児島行き「フェリー波之上」（上り）は
10月2日正午の時点では情報無しですが17時に
10月3日の奄美各離島与論、沖永良部、徳之島は条件付き運航
の可能性が高いですが設定されました。
http://www.norimono-info.com/group_frame_set.php?type=ship

阪神航路
鹿児島航路の3日以降の個人的予想で厳しく判断した理由は
阪神航路で運航情報に因ります。
10月1日阪神発奄美経由那覇行き「琉球エキスプレス」（下り）は
10月2日午前9時頃に志布志沖を通過し、
通常運航で10月3日午前に那覇入港予定、折り返し
本来、10月4日午後那覇発各離島経由阪神行き（上り便）の運航は
台風18号からの避難のため
10月3日16時に那覇を丸一日前倒し出港
与論、沖永良部、徳之島、奄美の全離島を抜港（寄港せず）
阪神向け直行運航が決定していて、
http://www.norimono-info.com/group_frame_set.php?type=ship
http://www.aline-ferry.com/express_joukyou.html
3日以降の各離島の状況は接岸がきわめて厳しい状況と予想されるようです。

喜界航路
こちらは船舶規模が小さいこともあり､更に厳しく
10月2日鹿児島発喜界、奄美経由徳之島（平土野）便「フェリーきかい」は
10月3日の全寄港地条件付き運航で状況によっては
途中運航打ち切り、鹿児島避難の可能性があります。
http://www.aline-ferry.com/kikai_joukyou.html